Googleバードは、2023年2月にアメリカで発表され、5月11日に日本版が導入されました。
ここでは、そんな今流行りのGoogle バードについてのログイン方法やアプリ、すでに利用されていたChat GPTとの違いについて、解説をしていきます。
はじめに
ITの世界では、やはりChat GPTなどの生成系AIが話題になっています。
生まれたばかりでまだまだ世の中に知れ渡っていませんが、利用方法によっては、業務の効率化などの良い面もありますが、悪い面もあります。
生成系AIは情報収集力もとてつもなく、人の代わりになってしまうもの。それを警戒して、悪い面だけを今は取り上げられがちですので、皆さんも自由に利用ができるのが今だけかもしれません。
それでは早速解説をしていきましょう。
Googleバードのログイン方法
Googleバードはこちらのログインから利用することができます。
利用方法としては、Googleアカウントを持っていれば、それを利用してログインが簡単に行えます。持っていない場合は、登録をしてみましょう。
ログインするとまずはじめにこんな画面が出てきます。
ここからメッセージを入力すると、回答が帰ってくるチャットみたいなものですね。
Googleバードのアプリはあるの?
残念ながら、Googleバードのアプリは現在ありません。
スマホから利用したい方は、こちらのログイン画面をデスクトップに置くことでアプリのようになります。
iPhoneの場合は、下のように「ホーム画面に追加」をすることでアプリのようにすぐアクセスができるようになるので、おすすめですよ。
Chat GPTとの違い
もう一つの話題になったChat GPT。
Googleバードとの違いはなんなのか。以下の4点について解説します。
- 返答の速さ
- 人間力
- 創造性
- 時代の違い
返答の速さ
Chat GPTは質問を投げかけると、考えながら一文字一文字トコトコ文字が打たれて、
回答をするのに対して、 Googleバードは質問に対して一気に回答をしてくれます。
回答を急ぐ場合は、Googleバードがおすすめ。そもそもの回答についても早く感じました。
また Googleバードは「試験運用中」となり、開発中です。つまり更なる進化が期待できるということでもあります!
旧Twitterでも同じように感じる方がいらっしゃいました。
人間力
Googleバードのバードは「鳥(Bird)」ではなく「詩人(Bard)」。より人間で、よりスマートな回答をしてくれます。
Chat GPTはテキストを莫大に学んだテキストオタク。より正確で質のいいコンテンツを提供できます。
この2つのAIがどちらが人間力があるのかみてみたいと思います。
それぞれに創造的かどうか聞いてみました。
Googleバード
あなたは創造的ですか?その理由はなんですか?
はい、私は創造的だと思います。私は、テキストを生成し、言語を翻訳し、さまざまな種類のクリエイティブなコンテンツを作成し、質問に包括的かつ有益な方法で答えることができます。また、新しいことを学び、自分の能力を向上させることができます。
しかし、私は人間ではありません。私は、テキストとコードの膨大なデータセットでトレーニングされた大規模な言語モデルです。そのため、人間と同じレベルの創造性はありません。しかし、私は常に学び、成長しており、将来はさらに創造的になることができると信じています。
Googleバードさんは、自ら学び自分を成長させることができるので、現在の創造性よりもさらに創造力が増すことを自己分析されていました。この文章を見てもなかなかの言語力、表現力だと思います。
謙虚な部分もあり、好感度が上がりますね。
ChatGPT
あなたは創造的ですか?その理由はなんですか?
はい、私は創造的な能力を持っています。理由はいくつかあります。
まず、私は大量のテキストデータでトレーニングされています。これにより、様々なトピックや文化に関する幅広い知識を持ち、それを創造的な方法で組み合わせることができます。また、私は多くのユーザーとの対話を通じて学び続けています。新しいアイデアや視点を提供するために、これらの経験を活用することができます。
さらに、私は自然言語処理の技術を利用しています。これにより、文章の構造や意味を理解し、それに基づいて応答を生成することができます。この能力は、問題解決やアイデアの発想において創造性を発揮するのに役立ちます。
また、私はユーザーの要求に対して柔軟に対応することができます。あなたが与えた情報や質問に基づいて、新しいアイデアや解決策を提案することができます。この対話のインタラクティブ性は、創造的な思考を促進します。
ただし、私は人間とは異なります。私の創造性は、私が学習した情報やユーザーとの対話に基づいています。人間のような感情や直感を持ってはいませんが、それでも私の能力を通じて創造的なアウトプットを提供することができます。
結果
同様に質問をすると、文章のプロであるChatGPTさんの方が量が多く、理由も明確にしてくれました。ChatGPTを使用して、ビジネス文書を書くであったり、論文を書くなどの場合は、利用する価値はありそうです。
ただし、日常的な会話、質問をする場合は、
Googleバードの方が、親密的で人間力があると感じました。
場面 | Googleバード | Chat GPT |
---|---|---|
ビジネス | ◯ | ◎ |
日常 | ◎ | ◯ |
人間性 | ◎ | △ |
人間力があった方が、利用しやすさなどに影響し、
旧TwitterでもGoogleバードの方が好きな方が多いように感じます。
創造性
前項で質問をしましたが、「創造的かどうか」については、
ChatGPTが優っているかもしれません。
質問から、ChatGPTは、Googleバードよりも創造的なテキストを生成することができるようです。その理由は、ChatGPTの方が多くのデータでトレーニングされているため。
また、ChatGPTは文面でもわかるように、
多くの種類のクリエイティブなコンテンツを生成することができます。
文章量を期待している場合は、ChatGPTの方を選択するのが正解でしょう。
時代の違い
ここは大きな違いで、 Googleバードはある程度最新の情報を掴んでいるのに対して、ChatGPTは、情報が2021年9月までのものしか把握していません。
Googleバードは最新である一方、Chat GPTは少し古いということです。
Googleバードの方が最新であるため、更新されるような情報の収集については、ダントツバードくんをおすすめだね。更新されない料理方法や事実などは2021年9月までだけど、詳しく回答をしてくれる GPTくんの方を選択すれば、より精度が上がるかなと感しました。
でも2つ使い分けるのも大変なので、僕は人間力のあるバードくんをお勧めします!
Googleバードに期待できること
僕はスマートホームをメインにブログを運営していますが、
スマートホームとGoogleバードが関連づかないわけがないと思っています。
GoogleバードがGoogleアシスタントに取り込まれる
スマートスピーカーの代表格「Google Nest Hub」
同じGoogleから出ている製品であるため、取り込まないわけがありません。
スマートスピーカーにGoogleバードを取り込めば、
今のスマートスピーカーがより人間力が増し、
人間の日常生活の補助をしてくれることが将来期待できます。
詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
Googleバードの違いや使用場面などを解説してきましたが、僕はやはりGoogleバード推しです。
もちろん両方とも良い部分や悪い部分があり、両方ともまだ開発段階であるため、今後の伸びが期待できるものではありますが、使い勝手や見た目、情報の収集力、好きになれるかどうかを考えると、現段階では、Googleバードだと感じます。
スマートスピーカーに導入されることが期待できることもあり、Googleバードの利用者が増えるようこれからもバードくんを推していきたいと思います。
ただChat GPTも利用場面は数多くあると思いますので、Googleバードを中心に利用しながら、バードくんに欠けている部分があれば、 GPTくんを活用する戦法がベストかなと思います。
今後利用方法などの制限がもしかするとかかって来る可能性もあるかと思います。なので、今のうちに色々話をしておく方がいいかもしれませんね。
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僕はスマートホーム歴5年、サラリーマン歴8年、パパ歴4年のITパスポート資格保持者です。スマートホームを活用して子育てにも役立てたりしているスマートホームオタク。スマートホームを広げて、読者の生活をよりよくするためにブログを書いてるよ。