米Google(グーグル)は2023年5月10日(米国時間)に開いた開発者会議「Google I/O 2023」で同社初のタブレット端末「Pixel Tablet」を発表した。
引用元:日経 https://xtech.nikkei.com/
これはスマートホーム市場では大きな変化だと思うよ!
このタブレットは、タブレット機能とスマートスピーカー機能が
発揮できる新しい注目の商品なんだ!
Google「Pixel Tablet」について
2023年5月10日に発表されたこのGoogle「Pixel Tablet」は
充電器がスピーカー搭載となっており、充電器にセットすることで、
スマートスピーカーとしての役割を発揮します。
スマートスピーカーは備え付けで、持ち運びができず、
タッチ機能についてもタブレット端末よりも機能が少ない。
そしてタブレット端末は充電場所が面倒で、
利用しない場合はタンスの引き出しなどに収納してそのままになるケースがある。
そんなスマートスピーカーとタブレット端末の苦手とする部分に着目し、
両方の課題を解決するのが、このGoogle「Pixel Tablet」!
Google「Pixel Tablet」の特徴
「Pixel Tablet」はGoogleが販売するAndroidタブレットのシリーズであり、
以下のような機能が搭載されております。
高解像度ディスプレイ
Pixel Tabletは高解像度のディスプレイを備わっており、 大画面で見やすい画像や動画を表示することができます。
Pixel Tabletは10.95インチ(2,560 x 1,600)もあります。
通常のスマートスピーカーでも7インチ程になるので、
スライドショーなどは魅力あります。
また、Googleのスピーカーである大画面のGoogle Nest Hub MAXでも
10インチになります。
Google Assistant
人工知能アシスタントであるGoogle Assistantが搭載されているので、音声コマンド(OK Google)を使用して様々な機能を利用することができます。
Googleアシスタントを使用できるため、家電との連携も可能になりますね。
長時間バッテリー駆動
Pixel Tabletは長時間のバッテリー駆動を実現しており、一度の充電で最大12時間使用することができます。
なんとバッテリー容量は27Whとなり、
YouTubeなどを最長12時間の連続再生が可能になるので、
3時間の映画4本はギリギリ見れますね!
Google Playストア
Googleになるので、Google Playストアを利用することができ、Androidの豊富なアプリやゲームをダウンロードして利用することができます。
これはスマートスピーカーでは実現できない部分になるので、魅力の一つです。
USB-Cポート
Pixel TabletはUSB-Cポート対応となり、高速充電が可能です。
スマートスピーカーとしても使用する場合は、
スピーカー付き充電器に接続させながら、
常時利用しているかと思いますので、充電がなくなることがあるのかな?
と思ってしまいます。
カメラ
Pixel Tabletは背面に800万画素以上のカメラがあり、前面には200万画素以上のカメラが搭載されています。
写真やビデオの撮影はもちろん、
スマートスピーカーとしての機能である、
監視機能やテレビ電話などが大きな画面でできることが魅力の一つです。
メリット・デメリット
そして、ここからはかっぱパパが個人的見解も踏まえて
メリット・デメリットについて紹介します。
メリット
持ち運びができる
タブレットになるので、持ち運びができます。
だから家の中では、寝室やリビング、トイレなどで
使用する場合でも簡単に持ち運べるので、いつでもどこでも利用できるのが、
タブレットの魅力です。
そして、重量は493gでとっても軽いです。
493gは大体「カボチャの4分の1カット分」「巨峰の葡萄1房分」「ブロッコリー1株分」
スマートスピーカーとしての機能がある
最大の特徴である Googleアシスタントの搭載。こちらを魅力として購入する方が多いかと思います。タブレット機能だけでなく、スマートホーム化を進めるにあたっても活用ができます。
この機能があることで、タブレットの概念はガラッと変わります。
これまでの「大きなスマホ」というイメージから
「スマートホームと生活に欠かせない端末」になることでしょう。
価格が安価
価格は比較的お手軽で、利用率の高いAppleと比べても差が結構あり、
お得感があります。
以下に代表商品を比較した表を記載します。
容量 | Pixel Tablet | Apple iPad air | Apple iPad (第10世代) |
---|---|---|---|
64GB | 取扱なし | 92,800円 | 68,800円 |
128GB | 79,800円 | 取扱なし | 取扱なし |
256GB | 92,800円 | 116,800円 | 92,800円 |
AppleのiPad第10世代と同額となります。
しかし、スマートホーム機能がないと考えると、安価と考えても良いでしょう。
128GBが選択できる
上記の表を参照いただくと、
128Gを選択できるのはGoogleのPixel Tabletになります。64Gだと少し物足りないかなと感じる方が多いです
しかし、GoogleにはAppleにない128Gを選択肢としてあるのは嬉しいですね。
逆に64Gはないですが、ゲームだけ、動画再生だけなど使用用途が限られている人はいいですが、結局64Gだと不足して後悔するなんてことをよく聞きます。
私は64Gを購入して、手元に届くまでに容量が不足する話を聞きました。だから到着した瞬間速攻でフリマアプリで出品して、256GBを購入しました。そして今は子供のために動画をダウンロードして外で使用したり、子供の映像を編集したりするために利用しています。あの時ほんとに256Gにして良かったと思ってます。
画面が大きい
先述しましたが、Pixel Tabletは10.95インチ(2,560 x 1,600)のディスプレイの大きさがあります。タブレット端末の中では、大きめのサイズではありますが、スマートスピーカーの中では画面の大きさは最大とも言えます。
画面が大きいと、スライドショー設定をしている方は写真も自然に目に入ったときに何かなと目を凝らすこともなくなります。料理中に使用する際など、料理手順の文字が見えなくて、わざわざ顔を近づけるなんてこともなくなります。
そんな煩わしさがなくなるため画面の大きさは大切です。
デメリット
Apple好きには物足りない
Appleが好きな方は、iPadやiPhoneを利用しています。
そのため、Googleのタブレットは使用方法が異なるため、操作がしにくい場合があります。
そしてAppleでないと端末間の連携がスムーズにいきません。
結果的に不便に感じることがあると思います。
Celluler(セルラー)モデルがない
iPadにはCelluler(セルラー)モデルがありますが、Pixel Tabletにはありません。
Celluler(セルラー)モデルとは、携帯電話などと同様でWiFiがない環境でもインターネット接続ができるモデルになります。つまりSIMカードの使用や通信業者との利用登録ができるモデルになります。
外に持ち運べる利点のあるタブレットではありますが、セルラーモデルでない場合は、WiFi環境がない場所では通信ができません。
ただし、最近のスマホ機能としてデザリングが利用できるものが増えているので、私はセルラーモデルでなくても問題ないと判断します。
タブレットが損傷するリスクがある
ここが意外と問題点で、充電器に備え付けるため、タブレット自体のカバーの種類が限られてしまいます。付属品として出ているアクセサリー付きカバーもありますが、自身で好みのカバーを利用することができないので、取扱には注意が必要です。
タブレットをスピーカー付き充電器に使用するたびに設置をするという作業が「タブレットを落とすきっかけ」になる可能性があります。台座が平面であれば、落とすリスクも下がりますが、斜めに設置をする必要があるため、何かの拍子に設置ができておらず、そのまま床に落下するリスクが出てきます。画面が割れて修理代を払うなんてできるだけ避けたいので、付属の落下防止リングなどを活用することをお勧めします。
まとめ
Googleのピクセルタブレットについて、今後のスマートホーム市場にとって進展となるきっかけになればいいなと思います。
持ち運びもできて備え付けスマートスピーカーになるなんて、「無添加寿司くら」の注文タブレットみたいです。回転寿司だけに限りませんが、飲食店がタブレットを採用したことは飲食業界にとっても大きな変革になっていると思います。
同様にスマートホーム市場にとってもこれまでなかった視点になるので、消費者にとっても生活が変化するきっかけになるかと思います。
だからこそ、僕は皆さんにスマートホームの良さを伝えるために、スマートホームに向けて記事を書いています。ご参考に見てみてください。
そして、これをきっかけにどんどんスマートスピーカーを利用する家庭が増えていくことを期待したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
上の記事を見たけど、タブレット端末「Pixel Tablet」って
普通のタブレット端末と何か違うの?注目を浴びるほどなの?