折りたたみ式のiPhoneについて、いつ販売されるのか。時期を予想しているページになります。
iPhoneユーザーなら知っておきたい!折りたたみ式の販売時期について調査していきます。
折りたたみ式iPhoneは2024年発売?
アップルに関する情報源となる著名人の予想について以下にまとめてます。
Ming-Chi Kou氏の予想
Ming–Chi Kou氏はアップル製品にかなり詳しいとされるアナリストです。そして、彼は数年前から日本のメディアでもアップルの新製品におけるリーク情報源として世に出ていました。
ちなみに、中国大陸のメディアでは「郭明池」とされています。
そんなMing–Chi Kou氏ですが、折りたたみ式iPhoneの販売時期は
早くても2025年発売を予想しています。
翻訳:私は昨年のレポートでは、アップルが早ければ2024年に折りたたみ式iPhoneを発表すると予想していた。しかし、今になってこの予想を修正する必要があることが明らかになった。折りたたみ可能なiPadか、iPadとiPhoneのハイブリッドかもしれないが、早くても2025年となるだろう。
翻訳:アップルの折りたたみ式製品開発の優先順位は、中、大、小の順だと思う。アップルは9インチ程度の折りたたみ式OLEDを積極的にテストしている(iPhoneとiPadの間のPPI、TDDIの採用)。このテストはキーテクノロジーを検証するためのもので、最終的な製品仕様にはならないかもしれない。
Mark Gurman氏の予想
Mark Gurman氏はアメリカのジャーナリストかつ
Bloomberg Newsのテクノロジー担当記者です。
アップル製品やサービスに関する情報に精通しており、
アップル製品の発売日や機能に関する正確な情報提供者であることで知られています。
彼のポストでは、2024年には販売されないことを示しており、
2025年以降も情報はなさそうです。
翻訳:iPadのラインナップに追加されるのは、2024年に再設計されるOLED iPad Proと、エントリーレベルとMiniのスペックアップだろう。前にも書いたように、2023年はiPad(とWatch)にとって軽い年になるだろう。また、2024年に折りたたみ可能なiPadが登場するという話も聞こえてこない。
Jon Prosser氏の予想
Jon ProsserはYouTubeチャンネル「FRONT PAGE TECH」を運営する著名なリーカーです。
アップルの未発表製品の時期、13インチ型のMacBook Proの発売日の的中など
アップル関係者との繋がりを活かし、最新情報を的中させています。
そんなJon Prosser氏ですが、折りたたみiPhoneは、
2025年以降に発売は延期したと述べている。
実は、2022年1月に2023年の発売の可能性を示していた。
台湾経済日報の予想
台湾経済日報とは台湾で発行部数No.1の経済新聞です。
すなわち、最も歴史がある経済紙であり、
さらに、いち早く正確なニュースや経済情報を提供されるため、
台湾のビジネスマンに愛読されています。
そんな早く正確な台湾経済日報は折りたたみ式iPhoneを
2022年12月に2024年の後半に発売される可能性を報じています。
発売時期が延期された理由
理由1:ディスプレイにおける技術的な課題
ここでは、ディスプレイにおける課題を3つ紹介します。
耐久性
折りたたみ式はディスプレイの劣化や破損が通常のスマホに比べると多発します。同じ部分を何百回も閉じては開けてを繰り返すので、当たり前です。
そこを問題なく、ディスプレイの影響がないような耐久性が必要となります。
アップルでも特許を取得をしておりますが、
それが実際に劣化や破損が皆無とまではいかないのが現状。
例えると、鉄板を何回曲げても破損や折り目が残らないようにするようなものです。
シワの防止
結果として、折りたたみ式は折り目部分にシワが発生してしまいます。
一枚の紙のようなな厚さであれば、曲げても余分な領域がないため、
シワは発生しませんが、iPhoneのような多少の厚みがある場合は、
余分な領域があるため、シワが発生してしまいます。
シワがあるとディスプレイが見づらくなったり、操作がしにくくなったりと弊害が多い。
だから、そのシワを抑止する技術が必要となってきます。
厚さ
シワ問題にも関連しますが、厚さが薄ければ薄いほど、シワの量は減少します。
そこで、精密機械ではありますが、より薄くすることでシワの防止に繋がり、
劣化を遅らせることはできますが、薄くなることでの耐久性は損なわれてしまいます。
バランスの取れた厚さであり、その容量に適した半導体を組み込む必要があります。
理由2:折りたたみ式iPhoneのニーズが不透明
折りたたみ式はこれまでのスマホと異なり、特異な技術の活用が不可欠です。高度な技術が必要であれば、研究・実験・新たなマテリアル・新たな特許など、販売までにかかる費用が膨大になります。
そのため、従来のスマホよりも高価になってしまいます。
そのうえ、耐久性の心配があり、折りたたみ式専用のアプリなども少ないことから、
いざ折りたたみ式iPhoneを販売した際に売れない結果となば、大赤字となってしまいます。
つまり、耐久性や利便性を含め、高価であっても欲しいというニーズが現状想定できないため、販売に踏み込むまたは折りたたみ式iPhoneの技術向上への投資ができないというのが大きな理由です。
理由3:価格設定が困難
製造コストが従来のスマホに比べると高い、折りたたみ式iPhoneの市場規模がまだまだ小さい
そのため、価格競争も起きずらく、設定が難しい面があることも理由の一つです。
今後の情報
アップルは折りたたみ式に関する特許を多数申請しているとのことで、
折りたたみ式を発売するのはほぼ確実だと思われます。
ただし、需要面や価格設定により販売しても売れない場合、
販売までは踏み込めないため、現時点ではよりコストを下げたり、
デザインニーズの調査をしたり、市場の価値を確認する必要があるのでしょう。
よって、2024年の発売はなかなか厳しいと予想がされ、
2025年以降に発売される可能性が高いというのが、最も有力な情報かと思われます。
おそらく今後はモバイル市場は折りたたみ式がトレンドになると想定されます。
まとめ
折りたたみiPhoneはそれほど遠くない未来に販売はされるでしょう。
しかし、ニーズが不透明であるため、アップルも悩みに悩んでいるかと思います。
現在、従来のiPhoneに比べて折りたたみ式のニーズが高いとは到底言える市場ではありませんが、アップル製品で折りたたみ式が出ることでiPhoneヘビーユーザーを中心に広がり、折りたたみ式が利便性があって購入したいと思えるような市場になることを期待しています。
いつの日か「折りたたみ式iPhone」が「iPhone」と呼ばれ、
現在の「iPhone」が「折り畳めないiPhone」と呼ばれることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
どーもかっぱパパです。
今日は気になるトレンドについて深掘りしていきたいと思います。